【ラブロマンス】「P.S. アイラヴユー」 孤独は誰もが経験する。でも前に進まなきゃ
こんにちは!ムービートラベラーです。
最近、日が延びて夕方でも少しテンションが高いのは僕だけでしょうか??
本日旅ガイドさせて頂く映画はコチラ!
2007年公開, アメリカ
P.S. アイラヴユー
ラブロマンス映画ではありますが、人の死と悲しみをどう乗り越えるか?という視点でも描かれているので、ヒューマンドラマ的要素も強い作品ですかね。
ホーリーの人間らしいリアルな感情を表現した演技がすごく印象的。
また主な舞台はニューヨークですが、アイルランドの美しい風景なども登場する作品です。
★この映画で体験できること
愛する人の死という辛い現実から起こる人間の苦しさと、
そこから立ち直ろうとする人の奮起
★あらすじ
愛する夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)に先立たれ、若くして未亡人になったホーリー(ヒラリー・スワンク)は、悲しみから立ち直れず、引きこもりの毎日を過ごしていた。
ある日、ホーリーの30歳の誕生日に、死んだはずの夫ジェリーからケーキとボイスメッセージが送られてくる。
ボイスメッセージにはジェリーの肉声が録音されていた。
「君が立ち直れるように、明日から君にいろんな形で手紙を送る。そしてその手紙に書いてある僕の指示を必ず実行すること」
次の日からホーリーの元に不定期に、差出人ジェリーの手紙が届くようになる。
彼が生前、彼女に向けて残したメッセージの数々だった。
そこに書いてある内容は、ジェリーが前向きになるよう想いが詰まった指令が書いてある。ジェリーの手紙と指令実行で引きこもりから立ち直ろうとするホーリー。
しかし、ジェリーからの指令は、時に彼と過ごした日々を思いださせ、ホーリーに孤独のつらい現実を押し付ける。
ジェリーが死んだ現実と幸せが訪れる周囲の人々に対する劣等感で、
自分が時にどうしたら良いのかが分からなくなる日も・・・
★この映画の旅プラン
人間誰しも辛い出来事があるでしょう。
この映画は「愛する人の死」という、おそらく人間が最も辛いと感じる経験が題材になっていますが、この題材をあまり重く受け止めず、こんな人間ドラマに注目してみてください!
・愛する人(夫や自分の親)からの言葉の重み
・ホーリーの辛い現実から立ち直ろうとするプロセス
・アイルランドでの壮大な風景とロマンス
この映画では絶望の淵にいたホーリーがどう立ち直るか?がメインテーマになっています。
手紙とは言えど愛する夫からの励ましの言葉は、ホーリーに「夫の死」という現実から立ち直らせるためのエールとなって胸に響きます。
一方で、ふと我に返り、
周りを見ると人々の幸せそうな風景と孤独な自分を比べてしまい、虚しくなる現実を感じるホーリー。
このあたりが僕もすごく人間として共感してしまいました。
「周りと自分を比べると幸せになれない」なんて言われますが、人間は感情を上手にコントロールできないもの。
ホーリーも立ち直ろうとする強い心を持つのですが、やはりくじけてしまう。
そんな彼女の生き方に、人間らしい勇気をもらえる作品です。
絶望の淵に立たされたとき、現実を受け入れて前に進む勇気と気力、皆さんにはありますか?
そんな問いを持ちながらこの映画を観てみてください。
★この映画のBEST MUSIC
ホーリーがジェリーの死を乗り越えポジティブになっていくシーンがいくつかこの映画にはあります。その1シーンでかかるこの曲です!
Carousel - Laura Izibor
画像元:https://open.spotify.com/track/0ul5F5toqL7X5UR4aDxBdJ
★まとめ
いかがでしたでしょうか?
・ホーリーは夫の死から立ち直ることはできるのか?
・ホーリーがチャレンジしたやりたかったこととは?
この映画でぜひ結末をチェックしてみてください!
あと劇中のアイルランドの風景がすごい素敵でした!コロナが収束したら行ってみたい・・・
ちなみにタイトルについてる「P.S.」とは
手紙やメールなどで用件を書き終わった後に付け足す文「追伸」の意味です
「本題ではないけどあなたに伝えたいこと」を手紙やメールの最後に付け加えたいときに「P.S. ~」とその付け足したい内容を書き加えます。
ジェリーもホーリーへの手紙の最後には「P.S. I Love You」と付け加えてました。
映画のタイトルの由来ですね。
では「P.S. アイラヴユー」で素敵な旅を!!