【ヒューマンドラマ】「オーバー・ザ・トップ」 父は子にとってのヒーローであれ!!
こんにちは。ムービートラベラーです。
今日ご紹介する映画はこちら!!
画像元:
Amazon.co.jp: 映画パンフレット 「オーバー・ザ・トップ」 出演 シルベスター・スタローン/デビッド・メンデンホール/ロバート・ロッジア : ホーム&キッチン
1987年公開, アメリカ
きました!スタローンです!!
シルベスター・スタローンといえば、ボクシングをテーマにした映画「ロッキー」シリーズが有名ですが、この「オーバー・ザ・トップ」もかなりの名作です。
この映画、アームレスリング(腕相撲)を題材にしたあまり類をみない映画です。
アームレスリングの男の戦い、父と子の絆の2軸で描かれており、
恋愛要素は一切ありません。よって女性もあまり登場しません・・・
華がないと言えばそれまでなのですが・・・
僕はこの映画を初めて観た時、胸が熱くなりました。
男臭さ100%に全振りしたことで得られる、恋愛要素とは違った高揚感があります!!
ただのスポ魂映画ではなく、男の熱いヒューマンドラマです。
皆さんもこの映画で気持ちを高ぶらせてみてください!!
★この映画で体験できること
・アメリカ全土を大型トレーラーで走り回る!トラッカーの旅道中
・アームレスリングの激闘!負けられない戦いに挑む男の緊張感
・父親はいつだって子供のヒーロー!息子を男に育てる不器用な親父の苦悩
★あらすじ
コンボイ(大型トレーラー)運転手のリンカーン・ホーク(シルベスター・スタローン)は、別れた病気の妻からの頼みを受け、10年ぶりに息子のマイクに再開。
マイクをコンボイの助手席に乗せ、元妻の入院先へと長距離ドライブを始める。
空白の10年で親子とは思えないぎこちない2人であったが、ドライブ道中、マイクはリンカーンに父親として、男として様々なことを教わるうちに、父と子の信頼関係に戻っていく。
ようやく元妻の病院へ到着した2人だったが、リンカーンを良く思わないマイクの祖父(リンカーンの元義父)はマイクをリンカーンから引き離す。
息子を失ったリンカーンは新たな人生を始めるため、アームレスリングの世界大会が開かれるラスベガスへと向かう。
この大会で優勝すれば、人生をやり直すのに必要な賞金10万ドルと25万ドル相当の最新型コンボイが授与される。
リンカーンは1人、熱狂ひしめく会場へ飛び込んでいく!
★この映画の旅プラン
こんなところに注目して映画を観てみてください!!
・広大なアメリカを縦断するトラッカーの男臭くフリーダムな世界
・勉強よりも大事なことを息子に教えるリンカーンの熱い気持ち
・歓声とブーイングひしめく中でのアームレスリング大会の興奮感
アメリカのコンボイなどのトラックを運転する人たちを”トラッカー”と言うそうです。
トラッカーは荷物をけん引したコンボイで広大なアメリカ大陸を何千キロも走ります。
そんなアメリカの広大さとも戦うトラッカー人生を味わってみてください!
そして僕がこの映画で印象に残ったリンカーンの熱い台詞。
こんな言葉、父親に言われたら、男としてどんなに奮い立たせられるか・・・
それはリンカーンとマイクが立ち寄ったレストランでのこと。
マイクが悪ガキと腕相撲で勝負することに。
一度目は負けてしまい、逃げようと背を向けるマイクに言ったリンカーンの一言
「ほしいものがあれば自ら勝ち取れ!!」
息子の目を見つめ奮い立たせるリンカーンの言葉に胸があつくなりました!!
そしてマイクは2回戦目に挑みます。
そして映画のクライマックス。
息子と離れ離れになり絶望を感じながらも、人生再起をかけてアームレスリングの大舞台に挑んでいくリンカーンの雄姿は本当に見ものです。
リンカーンは男の中の男です。こんなヒーローみたいな父親、マイクが信頼を寄せるのも当然ですよ!!
★この映画のBEST MUSIC
映画の冒頭とクライマックスでかかったこの曲!
トラッカーの国中を駆け巡る壮大さと、戦う男のラストにふさわしい曲でした!
MUSIC:Robin Zander - In This Country
★まとめ
いかがでしたか?前回紹介した「シンデレラ・ストーリー」とは真逆の、男の映画をご紹介させて頂きました(笑)
ちなみに映画に出てくるコンボイとはこんなトラックです!毎年冬になるとTVで放送されるコカ・コーラのCMなどで見たことある人もいるのではないでしょうか?
これを何千キロも走らせるって中々ですよね。トラッカーはすごい・・・
数多くの映画を観てきた僕の中で、TOP 10にランクインする映画です。
この映画を観れば、あなたの心の底に眠っている闘志がみなぎってくるはず。
皆さんも欲しいものは自ら勝ち取れるよう自分を奮い立たせましょう!
ちなみに映画タイトルでもある「Over The Top」とは、「限界を超えて」という意味です。
「もう限界!」と音をあげそうな場面を超えた先に世界が開ける!!
勝利が待っている!!
そんなタイトルの意味合いも伝わってくる映画です!
それでは「オーバー・ザ・トップ」で熱い旅を!!